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西巷説百物語 (怪BOOKS) 単行本 – 2010/7/24
京極 夏彦
(著)
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人が生きて行くには痛みが伴う。人の数だけ痛みがあり、傷むところも、傷み方もそれぞれちがう……様々に生きづらさを背負う人間たちの業を、林蔵があざやかな仕掛けで解き放つ。妖怪小説の金字塔!
- 本の長さ611ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日2010/7/24
- ISBN-104048740547
- ISBN-13978-4048740548
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商品の説明
著者について
小説家・意匠家。1963年北海道生まれ。94年、妖怪小説『姑獲鳥の夏』で鮮烈な小説家デビュー。95年『魍魎の匣』(日本推理作家協会賞受賞)、97年『嗤う伊右衛門』(泉鏡花文学賞受賞)、02年『覘き小平次』(山本周五郎賞受賞)、03年『後巷説百物語』(直木賞受賞)。
登録情報
- 出版社 : 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010/7/24)
- 発売日 : 2010/7/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 611ページ
- ISBN-10 : 4048740547
- ISBN-13 : 978-4048740548
- Amazon 売れ筋ランキング: - 287,153位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1963年生まれ。北海道小樽市出身。
日本推理作家協会 監事。世界妖怪協会・お化け友の会 代表代行。
1994年「姑獲鳥の夏」で衝撃的なデビューを飾る。1996年「魍魎の匣」で第49回日本推理作家協会賞長編部門、1997年「嗤う伊右衛門」で第25回泉鏡花賞、2003年「覘き小平次」で第16回山本周五郎賞、2004年「後巷説百物語」で第130回直木賞を受賞。2011年 「西巷説百物語」で第24回柴田錬三郎賞受賞。2016年 遠野文化賞受賞。2019年 埼玉文化賞受賞。2022年 「遠巷説百物語」で第56回吉川英治文学賞受賞。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一気読み。登場人物と一体化するほど面白かった。
2017年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
怖がりの私ですが、 怖いのにゾクゾク・ビクビクしながら読んでます。 夜中なトイレは電気点けまくりで、ヒンシュク物ですが!!
2021年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第4作『前巷説百物語』で大分存在感が増した、靄船の林蔵を主役に据えたスピンオフ的な第5作。第6作『遠巷説百物語』を含め他は6編構成なのに対し、本作は例外的に7編構成となっています。本作第1編「桂男」からして第1作第1編「小豆洗い」のオマージュのような雰囲気が有、本シリーズ特有の妖しい世界観にのみ込まれて行きます。林蔵が「これで終いの金比羅さんや」と決めれば、喪黒福造(笑ゥせぇるすまん)のドーンよろしく、ターゲット or 依頼主の「運命」が定まります。第7編「野狐」は「帷子辻」に並ぶくらいにもの哀しく…。
2016年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔読んだ記憶があり、もう一度読んでみたいという衝動に駆られて探して購入しました。
安定した、京極ワールドです。
安定した、京極ワールドです。
2014年2月13日に日本でレビュー済み
“女ァ怖ぇ”
このハナシの仕舞い『野狐(のぎつね)』読了後に感じやした。
巷説シリーズのはじまり『巷説百物語』の仕舞い『帷子辻(かたびらつじ)』とこの『野狐』は対をなす物語に思えたンで。
男の情は
惚れた女を失ったとき 地獄の底まで追い求めてその乳をねぶるの願うモノ
女の情は
惚れた男が振り向かぬとき 地獄に落としてでも振り向かせたいと願うモノ
と云う構図になってるようで。
いえ、
しあわせな相方との付き合いをなさってる時はこの世の極楽でしょうし、この世の人口が70億を越えてるってぇコトは大概のお方がしあわせな相方を持ってらっしゃると云うコトでやしょう。
でも、
ちょっと何かがオカシクなったら............修羅の道
と恒に怖れてないでやすかね。
いやいや、
アナタの生きる荒波を解決するようなハナシはございません。
けれど、
今の心持ちをかえてくれるモノとも思えやす。
おっと、アタシの語りたい口が日ィ暮らしちまいそうで。
雑誌『怪』に連載されたハナシ6話に書き下ろしの都合7話。
各話80頁ほどの読み切りでやす。
それぞれ章立てが『壱』『弐』『参』『肆』『後』。
読み始め 暗がりン中ボゥと蝋燭の灯りで始まりやす。背筋に冷たいモノ感じたと思いきや、いつの間にか仕掛けに嵌まって 心の臓ォ掴まれており............ですが、最期ォ街中の雑踏......この世に皆さまを戻してくれる、
そんな造りになっておりやす。
巷説シリーズ5作目でやすが、前作知らずとも ちゃあんと彼岸と此岸を往き来できやす。
むしろ巷説シリーズの始めにおあつらえむきかとも。
読んで間違いなしの太鼓判ですぜ
このハナシの仕舞い『野狐(のぎつね)』読了後に感じやした。
巷説シリーズのはじまり『巷説百物語』の仕舞い『帷子辻(かたびらつじ)』とこの『野狐』は対をなす物語に思えたンで。
男の情は
惚れた女を失ったとき 地獄の底まで追い求めてその乳をねぶるの願うモノ
女の情は
惚れた男が振り向かぬとき 地獄に落としてでも振り向かせたいと願うモノ
と云う構図になってるようで。
いえ、
しあわせな相方との付き合いをなさってる時はこの世の極楽でしょうし、この世の人口が70億を越えてるってぇコトは大概のお方がしあわせな相方を持ってらっしゃると云うコトでやしょう。
でも、
ちょっと何かがオカシクなったら............修羅の道
と恒に怖れてないでやすかね。
いやいや、
アナタの生きる荒波を解決するようなハナシはございません。
けれど、
今の心持ちをかえてくれるモノとも思えやす。
おっと、アタシの語りたい口が日ィ暮らしちまいそうで。
雑誌『怪』に連載されたハナシ6話に書き下ろしの都合7話。
各話80頁ほどの読み切りでやす。
それぞれ章立てが『壱』『弐』『参』『肆』『後』。
読み始め 暗がりン中ボゥと蝋燭の灯りで始まりやす。背筋に冷たいモノ感じたと思いきや、いつの間にか仕掛けに嵌まって 心の臓ォ掴まれており............ですが、最期ォ街中の雑踏......この世に皆さまを戻してくれる、
そんな造りになっておりやす。
巷説シリーズ5作目でやすが、前作知らずとも ちゃあんと彼岸と此岸を往き来できやす。
むしろ巷説シリーズの始めにおあつらえむきかとも。
読んで間違いなしの太鼓判ですぜ
2010年7月31日に日本でレビュー済み
巷説百物語
続巷説百物語
後巷説百物語
前巷説百物語
前後しながらも時間軸で記述されていた御行の又市の物語は、前作まで。
京極先生得意のスターシステムを駆使して、先行作に関係を持たせながらも今回は「西」。
そう来たか。時間軸でなく、「場」を変えてきたのか。
これまで地方の舞台は多いものの、あくまで又市の本拠地は江戸であったが、今回の物語の舞台は大坂。
主役は林蔵。
トーンが違う。
又市の「豪腕」ぶりと比べると林蔵はスマートだ。
しかしその分プロットが強引では?
全体としては、「金」「男」「女」「芸」「名誉」といったものへの「常ならぬ執着」や「物狂い」が背景となっているのだと思うが、いくら「狂って」いるにしても、それはないやろ、と言う読後感が強い。
もちろん狂っているから常軌を逸するのであろうが、常人から推測できるぎりぎりの範囲で収めるのが作家の力であるという気がする。
そこから考えると、「桂男」、「鍛冶が嬶」など、いくらなんでも、という印象を受ける。
続巷説百物語
後巷説百物語
前巷説百物語
前後しながらも時間軸で記述されていた御行の又市の物語は、前作まで。
京極先生得意のスターシステムを駆使して、先行作に関係を持たせながらも今回は「西」。
そう来たか。時間軸でなく、「場」を変えてきたのか。
これまで地方の舞台は多いものの、あくまで又市の本拠地は江戸であったが、今回の物語の舞台は大坂。
主役は林蔵。
トーンが違う。
又市の「豪腕」ぶりと比べると林蔵はスマートだ。
しかしその分プロットが強引では?
全体としては、「金」「男」「女」「芸」「名誉」といったものへの「常ならぬ執着」や「物狂い」が背景となっているのだと思うが、いくら「狂って」いるにしても、それはないやろ、と言う読後感が強い。
もちろん狂っているから常軌を逸するのであろうが、常人から推測できるぎりぎりの範囲で収めるのが作家の力であるという気がする。
そこから考えると、「桂男」、「鍛冶が嬶」など、いくらなんでも、という印象を受ける。
2015年2月15日に日本でレビュー済み
恥ずかしながら、京極夏彦さんのシリーズはこれまで読んだ事がなく、
この西巷説百物語で初めて世界に入り込んだのですが、想像以上の面白さですでに虜です。
六百頁以上にもおよぶボリュームですが、一頁として退屈することがありませんでした。
本書では七つの異なる面妖な物語がおさめられており、共通の登場人物が柱となって全体を支えています。
それぞれの物語で違った面白さ、驚きがあるのですが、
なんとも言えない、色気、匂い、湿り気のようなものが物語全体から漂っていて、
読んでいるときの心地よさを覚えました。
特に、最終話”野狐”は、すごい。
すーーっと心の深い奥まで入ってきて、読んでいて自然に涙がでていました。
女性の、というか女の、言葉には出来ない渦巻くような葛藤と淋しさを
どうしてこんなに自然に描けるのか、素晴らしくて圧巻です。
この西巷説百物語で初めて世界に入り込んだのですが、想像以上の面白さですでに虜です。
六百頁以上にもおよぶボリュームですが、一頁として退屈することがありませんでした。
本書では七つの異なる面妖な物語がおさめられており、共通の登場人物が柱となって全体を支えています。
それぞれの物語で違った面白さ、驚きがあるのですが、
なんとも言えない、色気、匂い、湿り気のようなものが物語全体から漂っていて、
読んでいるときの心地よさを覚えました。
特に、最終話”野狐”は、すごい。
すーーっと心の深い奥まで入ってきて、読んでいて自然に涙がでていました。
女性の、というか女の、言葉には出来ない渦巻くような葛藤と淋しさを
どうしてこんなに自然に描けるのか、素晴らしくて圧巻です。
2010年8月10日に日本でレビュー済み
「巷説」シリーズも五作目。
今回は、舞台を大阪に移しての物語です。
主人公は、靄船の林蔵です。
月の魔性を扱った「桂男」、死人の供養を怠るとどううなるかという「遺言幽霊 水乞幽霊」、狼の血を引く刀匠を扱った「鍛冶が婆」、夜の楽屋の人形争い「夜楽屋」、骸に踊らされた庄屋の凶行「溝出」、赤子を育てた豆狸「豆狸」、そして奸計を巡らし自分の首を絞めることになった「野狐」の7作品が収められています。
このシリーズの魅力は、何と言っても摩訶不思議な世界の様に見えながら、人間の「業」を見事に描ききっているところでしょう。
しかも、そこに登場するキャラクターが魅力的です。
そのあたりが、どちらかと言うと暗くなりそうな話を、それほどでもなくさせている大きな要因でしょう。
どの一編を取り上げても読みごたえのある面白い話ばかりです。
流石「京極ワールド」。素晴らしいです。
今回は、舞台を大阪に移しての物語です。
主人公は、靄船の林蔵です。
月の魔性を扱った「桂男」、死人の供養を怠るとどううなるかという「遺言幽霊 水乞幽霊」、狼の血を引く刀匠を扱った「鍛冶が婆」、夜の楽屋の人形争い「夜楽屋」、骸に踊らされた庄屋の凶行「溝出」、赤子を育てた豆狸「豆狸」、そして奸計を巡らし自分の首を絞めることになった「野狐」の7作品が収められています。
このシリーズの魅力は、何と言っても摩訶不思議な世界の様に見えながら、人間の「業」を見事に描ききっているところでしょう。
しかも、そこに登場するキャラクターが魅力的です。
そのあたりが、どちらかと言うと暗くなりそうな話を、それほどでもなくさせている大きな要因でしょう。
どの一編を取り上げても読みごたえのある面白い話ばかりです。
流石「京極ワールド」。素晴らしいです。